様々な情報が溢れており、混乱しない為に

極真空手 選手トレーニング

来週、全日本ウエイト制空手道選手権大会がある為、コンディショニングを行いました。

その他にも、
様々な情報が飛び交う中で、混乱してるようだったので、
何が適切で、何が意味が無いのかを伝えました。
彼も凄く明確になったことでしょう。
話に出た会話を少しご紹介します。

①手や足にチューブを巻き付けサンドバッグなどを叩くチューブトレーニング。
②合宿などで見受けられる1000回スクワット。や無駄な走り込み。
③アーチを思いっきり作ったベンチプレス。
④背面が釣竿のような相撲デッドリフト。
など。

各選手がそれで強くなった気でいるのであればそれはそれでいいと思います。※完全にプラシーボ効果

たくさんやってメンタル強くなった!
高重量扱い自信になった!
など。
それはそれで良いと思います。

しかし、これらをプロの我々S&C Specialistが提供していたら話は別です。

効果的、効率的では到底無いですし、怪我のリスクが高いです。

我々の仕事は、
効率的で効果的に体力を向上させる事。
傷害予防をする事。
です。

①は末梢にチューブを巻く事により、運動連鎖の逆転を引き起こします。
結果、悪い癖が付き、手打ちになる可能性があります。
スキル練習と筋力トレーニングは混在させずに、スキル練習はスキル練習。
トレーニングはトレーニングで分けて行なった方が良いでしょう。
加圧巻いてビッグミットとかも同じですね。

②はよくメンタル強化に良いと言われてますが、私は全くそうは思いません。
時間の無駄 & 体力の無駄 & 怪我の促進運動
だと思っています。
選手はただキツイだけです。
キツイ=効果的なトレーニング
ではないんですね。。。

メンタル強化が主な目的なら、たくさん強い選手とスパーリングや組手をした方がよっぽど良いと思いますし、
実際の試合に近い精神状態で行う事が出来るでしょう。
しかも、合宿なんて、長くで3日〜1週間くらいです。
その3日〜1週間でスクワットや走り込みしたところで、すぐに強くなりません。
心肺機能はウエイトトレーニング同様、継続し、負荷を漸進させなければならないからです。

普段どんなトレーニングを行なっているかも把握せず、いきなり高強度の走り込みを行わせ、オーバーワークになったらどうするかは考えてないのでしょう。
あっち痛い、こっち痛い。と言う言葉を聞いたことはないでしょうか。。。
せっかく皆集まる合宿ですから、もっと戦術やスキルを伝える場にすれば良いと私は思ってます。

③はパワーリフティングと体力強化を混在させている方に見受けられます。
パワーリフティングは重量を挙げることが目的。
選手がトレーニングを行う目的は体力強化。
パワーリフティングは重量を効率よく挙げるフォームです。
体力強化は多少窮屈でも、最大可動域で、ターゲットの筋群を明確にし、出来る限り関節にせん断力が生じない様に配慮し、筋のエキセントリック収縮意識させる。この4つを含む適切なフォームで行う事が重要だと思ってます、

アーチを思いっきり作りベンチを行うと、すぐに胸にバーがあたり、肩関節の水平伸展可動域が限りなく小さくなります。
重量は多少下がりますが、大きな可動域で正しいフォームで行なった方がよっぽど効果的でしょう。

④も同様パワーリフティングの為のフォームです。
背面が少しでも丸まってる時点で、下肢で床を押しているのではなく、腰や背中でぶら下げて重りをひっこ抜いているだけです。
※危なすぎるバックエクステンションをしているのと同様
間違いなく腰が痛いか、常に張っているはずです。特に寝て、起きた時。
しかもワイドスタンスなので、股関節の屈曲伸展が限りなく小さく、下肢の伸展筋群や身体の背面の筋群(ポステリオールチェーン)の強化にも関わらず、何のためにデッドやっているか分かりません。
※パワーリフティングの負荷設定の仕方や方法などは参考になることも多々あります。フォームの話です。

このように、アスリートも何が正しいか?正しくないのかが分からないのです。
さらに言うと、一般人はもっと分からないのです。

よくフィギュアスケートの実況で聞く、
『着地が凄く綺麗に決まりましたね。やはり体幹が強いからですね』
と言う言葉。
体幹が強いと言うより、それ以前に足腰が強いから着地出来たわけです。
仮に、足腰弱くて、体幹が物凄く強かったとしても着地出来ません。体幹より下にある土台の下肢が不安定だから衝撃に耐えられません。

今現在、違うトレーナーにウエイトトレーニングを教えてもらい、一生懸命トレーニングを行なってきたクライアントさんを見ています。

生涯、トレーニングを続けていきたいから正しいフォームを習得したい!と言う目的でした。

しかしながら、挙上重量の割に、お尻やハムが発達していなかったので、身体チェック後、スクワット、ランジ、ルーマニアンデッドリフトなどの普段行なってるエクササイズフォームを拝見しました。

そうすると、ほぼほぼハムやお尻に刺激が入らない & 背面を使わないフォームになっていました。
全て腿前を使うフォームになっていました。

今までのトレーニングが無駄とは言いませんが、残念ながら非効率なトレーニングをずっと行なっていることになります。

今は、ほぼ自重で行なってますが、
今まで刺激が入らなかった筋群(主にハムやお尻)が使っている事が分かってきました。

正しいフォーム、正しい情報で、1人でも多くの方々に健康になってほしいと切に願っております。

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